2015.12.30
私は株式会社花山サンゼットでインターンシップに取り組んでおります、東北大学経済学部2年の石田昂誠(イシダコウセイ)です。
私の主な仕事は栗原市にある花山という地区の地域資源の調査・発掘のためのヒアリング調査とデータ集積、地域特産物の六次化です。
そもそも花山地区は栗原市の中でも中山間地域に位置する場所です。この地区で私は地域資源の調査、魅力の発見、情報発信を通じて地域活性を図ることを目標にしてきました。
また、地域課題の解決にも取り組み、持続可能な地域づくりにおいても貢献できるよう活動しています。
インターンシップの期間は毎日が充実していて、自分が真剣になって取り組め、私の人生の中で大変貴重な経験となっています。
またこの期間は自身の社会人としてのスキルを磨くだけでなく、自分の将来像や得意なこと、本当にやりたいことなど、自分と真剣に向き合う時間にもなっています。
インターン開始当初は戸惑うことも多々ありました。
社長のご家族以外誰も知り合いのいないなかで、私は非常に不安でした。
しかし、花山の方々が私を温かく受け入れてくださったので、不安を拭い去り、全力で今回のプロジェクトに取り組むことができています。
私がこのインターンシップで得た学びは大きく分けて二つあります。
1つは「仕事において人との繋がり・信頼関係が大事であること」、
もう一つは「人を喜ばせることこそ仕事の本質である」ということです。
インターンシップが始まってから間もないころに、私は社長から「取材させていただいた農家さんには、レポートなり何か得た成果を還元したほうが良い」とアドバイスをいただきました。
そこで、当初は特に理由も考えず黙々とレポートを作成していました。
しかし、実際にその取材させていただいた農家さんに成果報告すると、農家さんから「素晴らしい視点と考え方だ」との評価をいただき、更に多くの情報を提供していただけるようになりました。
取材させていただいたことの成果を相手と共有することで自分のことを理解してもらい、信頼関係構築につながるのだと感じました。
またそのような取材と成果報告を重ねていると、その評判が別の農家さんに伝わり、「ぜひ取材してほしい」と呼んでいただけるようになりました。
この時には「仕事において人との繋がり、信頼関係が大事である」と実感しました。
反対に、インターンシップ期間中に失敗したこともありました。
地域資源調査のアンケートを花山の皆さんに答えていただくために、とある地域イベントに参加させていただくことになったとき、その参加の旨をそのイベントを取り仕切る区長さんにお伝えすることが当日になってしまったことがありました。
当然そのような連絡は数日前、どんなに遅くとも前日にはお伝えしなければならなかったのですが、連絡をし損ねてしまい当日の連絡になってしまいました。
しかし、区長さんは急な申し出に対しても快諾してくださり、さらにアンケート用紙配布の協力までしていただきました。
また、イベントに参加していた花山で知り合った農家さんもアンケート調査に自ら協力してくださいました。
私の失態を無かったことのようにし、かつ積極的に自分の仕事をサポートしてくださり、改めて「人との繋がりが重要である」と実感しました。またこのような繋がりが無ければ、仕事はできないと思いました。
花山の皆さんの温かさに感謝の思いがこみ上げる経験でした。
私が学んだことの二つ目である「人を喜ばせることが仕事である」ということを強く感じたのは、大学生のボランティアツアーを組んで「湖秋祭り」という花山地区の大きなイベントのお手伝いをさせていただいた時のことでした。
湖秋祭りに人手が必要であると、この湖秋祭りの実行委員の方からお話をうかがい、ボランティアツアーを企画・実行させていただいたのですが、結果的に参加した学生からツアーに関して高評価をいただき、苦労して企画書作成やスケジュール調整等した甲斐があった!と仕事の達成感や喜び、やりがいを感じました。
また、湖秋祭りの実行委員会の方々からも感謝の言葉をいただき、信頼関係を一層固くできたのでこの後の仕事がしやすくなりました。
別のイベント運営でも頼りにされることが増え、花山地区の担い手の1人として認められてきたのだと嬉しく思いました。
このようなボランティアツアーの開催は、会社からしてみれば一見利益が無いように思えますが、交流人口を増やし、地域活性に寄与し人々との繋がりを強化するという点で、私は広義的に会社にも貢献できたと考えています。
「人を喜ばせることが仕事」であって、決して一人で利益を上げようと考えないこと、誰かのためを思って仕事すること。
社長が日ごろおっしゃっていることが少し体感として得ることが出来たと思っています。
インターンシップの期間もあっという間で残り2カ月となりました。
この2カ月間、私は取材データ集計や特産品の六次化や第二次ボランティアツアーの企画に取り組む予定です。
最後まで全力で駆け抜けようと思います。
最後に、今回のインターンシップで私が得た経験は言葉に表現することが難しいほど膨大で充実したものでした。
名刺交換の仕方や企画書の書き方、様々な年代とのコミュニケーション能力等、社会に出て活躍するためのマナーやスキルの獲得だけでなく、経営者の考え方や仕事に取り組むことがどういうことなのか等、職場(現場)に飛び込んでみなければ決して知ることのできないことを学生のうちに得ることができたので、私にとってこのインターンシップでの経験は貴重な財産となりました。
最後になりますが、株式会社花山サンゼットのインターンシッププログラムは、地域社会や地域創生に関心のある方、学生のうちに社会人としての経験を積んでおきたい方、何かに全力で取り組んでみたい方、是非おすすめです!
次期インターンシップも行う予定ですので、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
私の主な仕事は栗原市にある花山という地区の地域資源の調査・発掘のためのヒアリング調査とデータ集積、地域特産物の六次化です。
そもそも花山地区は栗原市の中でも中山間地域に位置する場所です。この地区で私は地域資源の調査、魅力の発見、情報発信を通じて地域活性を図ることを目標にしてきました。
また、地域課題の解決にも取り組み、持続可能な地域づくりにおいても貢献できるよう活動しています。
インターンシップの期間は毎日が充実していて、自分が真剣になって取り組め、私の人生の中で大変貴重な経験となっています。
またこの期間は自身の社会人としてのスキルを磨くだけでなく、自分の将来像や得意なこと、本当にやりたいことなど、自分と真剣に向き合う時間にもなっています。
インターン開始当初は戸惑うことも多々ありました。
社長のご家族以外誰も知り合いのいないなかで、私は非常に不安でした。
しかし、花山の方々が私を温かく受け入れてくださったので、不安を拭い去り、全力で今回のプロジェクトに取り組むことができています。
私がこのインターンシップで得た学びは大きく分けて二つあります。
1つは「仕事において人との繋がり・信頼関係が大事であること」、
もう一つは「人を喜ばせることこそ仕事の本質である」ということです。
インターンシップが始まってから間もないころに、私は社長から「取材させていただいた農家さんには、レポートなり何か得た成果を還元したほうが良い」とアドバイスをいただきました。
そこで、当初は特に理由も考えず黙々とレポートを作成していました。
しかし、実際にその取材させていただいた農家さんに成果報告すると、農家さんから「素晴らしい視点と考え方だ」との評価をいただき、更に多くの情報を提供していただけるようになりました。
取材させていただいたことの成果を相手と共有することで自分のことを理解してもらい、信頼関係構築につながるのだと感じました。
またそのような取材と成果報告を重ねていると、その評判が別の農家さんに伝わり、「ぜひ取材してほしい」と呼んでいただけるようになりました。
この時には「仕事において人との繋がり、信頼関係が大事である」と実感しました。
反対に、インターンシップ期間中に失敗したこともありました。
地域資源調査のアンケートを花山の皆さんに答えていただくために、とある地域イベントに参加させていただくことになったとき、その参加の旨をそのイベントを取り仕切る区長さんにお伝えすることが当日になってしまったことがありました。
当然そのような連絡は数日前、どんなに遅くとも前日にはお伝えしなければならなかったのですが、連絡をし損ねてしまい当日の連絡になってしまいました。
しかし、区長さんは急な申し出に対しても快諾してくださり、さらにアンケート用紙配布の協力までしていただきました。
また、イベントに参加していた花山で知り合った農家さんもアンケート調査に自ら協力してくださいました。
私の失態を無かったことのようにし、かつ積極的に自分の仕事をサポートしてくださり、改めて「人との繋がりが重要である」と実感しました。またこのような繋がりが無ければ、仕事はできないと思いました。
花山の皆さんの温かさに感謝の思いがこみ上げる経験でした。
私が学んだことの二つ目である「人を喜ばせることが仕事である」ということを強く感じたのは、大学生のボランティアツアーを組んで「湖秋祭り」という花山地区の大きなイベントのお手伝いをさせていただいた時のことでした。
湖秋祭りに人手が必要であると、この湖秋祭りの実行委員の方からお話をうかがい、ボランティアツアーを企画・実行させていただいたのですが、結果的に参加した学生からツアーに関して高評価をいただき、苦労して企画書作成やスケジュール調整等した甲斐があった!と仕事の達成感や喜び、やりがいを感じました。
また、湖秋祭りの実行委員会の方々からも感謝の言葉をいただき、信頼関係を一層固くできたのでこの後の仕事がしやすくなりました。
別のイベント運営でも頼りにされることが増え、花山地区の担い手の1人として認められてきたのだと嬉しく思いました。
このようなボランティアツアーの開催は、会社からしてみれば一見利益が無いように思えますが、交流人口を増やし、地域活性に寄与し人々との繋がりを強化するという点で、私は広義的に会社にも貢献できたと考えています。
「人を喜ばせることが仕事」であって、決して一人で利益を上げようと考えないこと、誰かのためを思って仕事すること。
社長が日ごろおっしゃっていることが少し体感として得ることが出来たと思っています。
インターンシップの期間もあっという間で残り2カ月となりました。
この2カ月間、私は取材データ集計や特産品の六次化や第二次ボランティアツアーの企画に取り組む予定です。
最後まで全力で駆け抜けようと思います。
最後に、今回のインターンシップで私が得た経験は言葉に表現することが難しいほど膨大で充実したものでした。
名刺交換の仕方や企画書の書き方、様々な年代とのコミュニケーション能力等、社会に出て活躍するためのマナーやスキルの獲得だけでなく、経営者の考え方や仕事に取り組むことがどういうことなのか等、職場(現場)に飛び込んでみなければ決して知ることのできないことを学生のうちに得ることができたので、私にとってこのインターンシップでの経験は貴重な財産となりました。
最後になりますが、株式会社花山サンゼットのインターンシッププログラムは、地域社会や地域創生に関心のある方、学生のうちに社会人としての経験を積んでおきたい方、何かに全力で取り組んでみたい方、是非おすすめです!
次期インターンシップも行う予定ですので、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
カテゴリ: 東北大学, 株式会社花山サンゼット タグ:まちづくり
2015.12.30石田昴誠(東北大学 経済学部 2年)
インターンで得た2つの学び
私は株式会社花山サンゼットでインターンシップに取り組んでおります、東北大学経済学部2年の石田昂誠(イシダコウセイ)です。 私の主な仕事は栗原市にある花山という地区の地域資源の調査・発掘のためのヒアリング調査とデータ集積、 …